DeNA京田の移籍1号にネット沸騰!「バトルホームラン」の造語も誕生 「戦う顔してない」で強制送還の過去
「ヤクルト-DeNA」(5日、神宮球場)
DeNAの京田陽太内野手が、七回に待望の移籍1号となるソロアーチを放った。
七回先頭で迎えた第4打席、カウント1ボールから久保のスライダーを泳ぎながらもとらえると、打球は右翼席最前列に飛び込んだ。ベンチ前では首脳陣、選手とグータッチをかわし納得の表情を浮かべた。
この一撃にツイッターでは「バトルホームラン」がトレンド入り。「バトルフェイス京田がバトルホームラン」「バトルホームランはずるい」「トレンドにバトルホームランw」とネットが沸騰している。
昨年、5月4日のDeNA戦(横浜)で京田は立浪監督から「戦う顔をしていない」と途中交代後、名古屋へ強制送還されていた。それが語源となり、京田を評する際には「バトル○○」という言葉が使われている。
本人は昨年の入団会見で「元々、横浜スタジアムは好きだったので相性も良かったですし。自虐ネタになりますけど、強制送還したところにまた戻るっていう。楽しみな部分もあります」と語っていた。背番号は自ら「98」を希望したことも明かし、公私で付き合いがあり、21年8月3日に急逝した元中日・木下雄介氏が背負ったものを選んだエピソードもある。
課題とされていた打撃も打率が・246まで上昇するなど、絶好調のチームでしっかりと貢献を果たしている京田。ファンも苦労人の一撃とあって、歓喜に沸いていた。