楽天 薄氷も今季初の連勝!最下位転落の危機を回避 守護神・松井裕が2点リード守れずも延長戦制す

 延長10回、右越えに適時2塁打を放ちベース上でポーズをとる西川(撮影・三好信也)
 延長10回、試合の行方をベンチで見守る荘司(右)と松井裕(撮影・三好信也)
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 「西武6-7楽天」(30日、ベルーナドーム)

 楽天はチームは23試合目で今季初の連勝となった。先に試合が終わっていた日本ハムが勝っていたため、負ければ最下位転落の危機だったが、なんとか免れた。

 先発のドラフト1位ルーキー、荘司が5回までに7安打を浴びるなど、なかなかリズムに乗れない中で粘りの投球。三回、五回には2死満塁の大ピンチを背負ったが、いずれも三振で切り抜け、先発としての役割を果たした。前の試合で8得点を挙げた打線は、この日も序盤から活発だった。二回に小郷の3ランなどで4点を先制。三回には、鈴木大の2戦連発となる2号2ランで加点。ルーキーを援護した。

 六回からは細かい投手リレーとなったが、2点リードの最終回に守護神・松井裕が味方のエラーや自身の暴投で1点差に迫られると、代打栗山に同点適時打を許し、試合は延長戦に突入した。

 それでも延長十回に西川の適時打で勝ち越し、最後は7番手酒居が締めくくった。

 4月最終日に今季初の連勝を飾り、借金を5に減らした。

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