明徳義塾が4年ぶり12度目の春の四国王者 馬淵監督「課題は打撃力」

 閉会式でダイヤモンドを一周する明徳義塾ナイン
 2番手で4回無失点と好投した明徳義塾のエース・小林
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 「春季高校野球四国大会・決勝、明徳義塾2-0高知」(30日、春野総合運動公園野球場)

 明徳義塾(高知1位)が高知(同2位)との接戦を制し、4年ぶり12度目の優勝を飾った。今夏の選手権高知大会のシード1位校は明徳義塾、2位校が高知に確定した。

 0-0の六回、敵失で出塁した走者を犠打で進め、1死二塁から2番・倉内凱大外野手(3年)が先制の中越え適時三塁打を放った。3番・寺地隆成捕手(3年)も右前適時打で続き、2点目を奪った。

 背番号「11」の2年生左腕・内山瑠唯投手が先発で5回を3安打無失点。六回から登板したエースナンバーを背負う小林和生投手(3年)も4回を1安打無失点と高知打線を封じ込めた。

 3安打2得点と零封継投での勝利に馬淵史郎監督(67)は「実力差はどっちが勝ってもおかしくない。紙一重」と笑顔はない。「課題は打撃力。夏まであと2カ月ある。どこまで行けるか分からんけど、ここからです。頑張ります」と3年連続夏の県制覇へ表情を引き締めた。

 高知は先発の辻井翔大投手、2番手の平悠真投手とセンバツで甲子園のマウンドを経験した両2年生右腕が好投したが、打線が援護できなかった。新チーム結成以降のライバルとの直接対決は3連敗となった。

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