ヤクルト・高津監督 11打席無安打の村上の打順変更示唆「ちょっと迷いが見えますね」打率・169に低迷

 6回、見逃し三振に倒れた村上(撮影・佐々木彰尚)
 6回、見逃し三振に倒れた村上。捕手大城卓
 練習中、声を出す村上(撮影・佐々木彰尚)
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 「ヤクルト2-4巨人」(22日、神宮球場)

 ヤクルト・高津臣吾監督が、開幕から不動の4番で不調の村上の打順変更を示唆した。好調のオスナ、サンタナとの打順入れ替えはあるかという質問に「考えているか考えていないかも含めて、ちょっと言えないです」と言葉を濁した。

 村上はこの日4打数無安打3三振。安打は11打席遠のく。昨年3・4月で10本放った本塁打も、11日のDeNA戦(神宮)で放った2号以来8試合36打席のあいだ快音がない状態だ。打率・169にとどまっている。

 反対に3番を打つサンタナは開幕こそ不調だったが、15日の広島戦(マツダ)から6試合連続安打と調子は上向き。5番を打つオスナは開幕から打率3割付近を維持している。

 指揮官も主砲の状態について「ヒットも出ないし、バットも出ないし。ストライクを見送るような状態になっているので。ちょっと迷いが見えますね」と心配。

 試合後の村上本人は「やるしかないっす。ピッチャーに対してしっかり入っていけるようにやっていこうというだけです」と言葉を振り絞っていた。

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