ロッテ 佐々木朗希が進化実感の164キロ「耐性はついてきてる」吉井監督も感嘆「よりすごみが出てきた」

 試合後、益田(手前左)を笑顔で見つめる佐々木朗(撮影・堀内翔)
 3勝目を挙げた佐々木朗(17)と握手する吉井監督(撮影・吉澤敬太)
 7回、今宮を併殺の二ゴロに仕留め、二塁手・小川(57)らを迎える佐々木朗(中央)=撮影・吉澤敬太
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 「ロッテ3-2ソフトバンク」(21日、ZOZOマリンスタジアム)

 ロッテの佐々木朗希投手が7回88球を3安打無失点、8奪三振と好投し、ハーラー単独トップの今季3勝目。開幕20イニング連続でスコアボードにゼロを並べた。さらには、両リーグでダントツの開幕から30奪三振をマークした。

 「開幕3連敗したので、今日の勝ちはすごく大事になると思った。勝ててよかった」

 初回、いきなり162キロで中村晃を仕留めると、続く近藤は163キロで空振り三振。2死から柳田には右前打を許し、さらに暴投で2死三塁とされたが、今度は栗原を投ゴロに。がっちり捕球し、逃さず仕留めた。

 その後も、三回には得点圏に走者を背負ったが無失点。四回からさらにギアを上げ、160キロ越えを連発した。七回には、先頭・栗原の3球目で、公式戦自己最速タイとなる164キロを計測。最後まで球威は衰えることなく「前回よりも真っすぐの走りはよかった。おととしよりも去年、去年よりも今年ってピッチャーとしての(スタミナの)耐性はついてきてる」と振り返った。

 吉井監督は「点数を取る前の回(四回)でレバーをぱーんと上げた感じがした。元々ゲーム勘のある投手。よりすごみがでてきたというか、本当にこの先どういう投手になるか楽しみ」と期待を込めた。

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