西武・エンスが7者連続奪三振の離れ業!お得意様相手に奪三振ショー 三回までパーフェクト投球を披露

 先発のエンス(撮影・中島達哉)
 力投するエンス(撮影・中島達哉)
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 「日本ハム-西武」(16日、エスコンフィールド)

 西武のディートリック・エンス投手が7者連続三振の奪三振ショーを見せた。

 初回から150キロを超える直球で打者を圧倒。2死から、清宮を150キロの直球で空振り三振に斬ると、ここから圧巻の三振ショーだ。

 二回、野村を149キロで空振り三振に、続く万波を137キロのカットボールで見逃し三振に仕留めると、マルティネスは150キロの直球で見逃し三振に封じた。

 これだけでは終わらない。続く三回は上川畑、伏見、江越と下位打線も3者連続三振。続く四回、先頭・松本剛の右飛で連続奪三振は7で止まったが、続く水野を空振り三振、清宮を三ゴロに仕留めた。四回までパーフェクトと、敵地で驚きの快投を見せている。

 来日2年目のエンスは今季、開幕から2戦2敗、防御率8・10、奪三振率4・05と精彩を欠いていた。それでも昨季、日本ハム戦に4試合登板し3勝0敗、防御率0・45と抜群の相性を誇ったお得意様を前に本来の姿を取り戻した形だ。

 NPB記録は昨季、4月10日のオリックス戦(ZOZOマリン)で、佐々木朗希が完全試合を達成した際に記録した13者連続三振。

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