日本ハム・上沢が突如の大乱調9失点KO 2者連続押し出し四球、外崎の頭部死球から大暗転
「日本ハム-西武」(15日、エスコンフィールド)
日本ハムの先発・上沢が、2者連続の押し出し四球を与えるなど大乱調。六回途中、9失点で降板した。四回に外崎に与えて頭部死球から、4四死球と制球が定まらなかった。
3点差で迎えた六回、先頭の外崎に四球を与えると、1死から3連打で失点。さらに満塁から柘植に押し出し四球を与えると、続く児玉も3ボール。1ストライク後、再びボールが大きく反れた。たまらずベンチの新庄監督も交代を告げた。
三回まで1人の走者も出すことなく、完璧な投球内容。だが、四回に突如制球が乱れた。先頭の愛斗に左前打を浴びると、1死二塁で外崎には頭部死球を与えた。カーブがすっぽ抜けた形で、危険球退場にもならなかった。
だが、外崎は治療で一時ベンチに戻るなど、球場は騒然とした雰囲気になった。治療後、外崎は一塁にダッシュで向かうなどプレーを再開したが、動揺したのか制球が甘くなった。
マキノンにスライダーを中前に運ばれ、中前適時打で先制点を許す。さらに2死二、三塁からペイトンに初球、高めに浮いた148キロを左翼線に運ばれ、2点の追加を許した。悔しそうに天を仰ぐ上沢。思わぬ投げミスから3点を失った。
代わったメネズも踏ん張れず、上沢は9失点での降板となった。





