日本ハム 貧打で5連敗 新庄監督「待とう、待つしかない」

 宮城の前に5回までノーヒットの惨状、ベンチの新庄監督は顔を覆う(撮影・坂部計介)
 9回、選手交代を告げる新庄監督(左から3人目)
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 「オリックス4-2日本ハム」(7日、京セラドーム大阪)

 日本ハムが5連敗を喫し、借金は早くも5に膨らんだ。

 左腕・宮城に対して右打者7人を並べたが六回1死から今川の内野安打が出るまで無安打に抑えられた。七回に2番手・阿部に対し2死満塁から万波が2点左前適時打を放ち1点差。さらに2死一、三塁で今川が打席に立ったが、比嘉の前に凡退した。七回に宮西が1点を失い、突き放された。

 5連敗中の合計安打数は21と1試合平均4安打ちょっと。低調な打線が結果に影響している。

 以下は新庄監督の試合後の一問一答。

 (自ら口を開き)

 「万波君が打った後、もう一本今川君が打って、同点にしたかったですけど…」

 -右打者を並べたが。

 「相手が宮城君だったので、右で勝負してみようということで。左に投げづらそうでしたけどね。それは分からん。試合前からは」

 -5連敗中は打線が沈黙。

 「待とう。待つしかない。これは」

 -貧打解消のカギは。

 「ストライクゾーンにボールはあるから。そこでしっかり、詰まっても先っぽでも自分の形で打っていく。なかなかそれは難しいけど、それを心がけていかないと。全て追いかけたらレベルは上がっていかないから」

 -万波は2試合続けて結果を出した。

 「精神統一を打席でして、毎球(構えるのが)遅くないかってくらい。あれがね、彼の今年の精神統一の仕方で。きっちり満塁でね打って。これで乗っていってくれたらうれしいですね」

 -江越が2度フェンスに激突しながら好捕。

 「あれが抜けていたらね。もうランナーがたまるというところで。ああいうところがあるから本当期待しています」

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