日本ハム 昨季開幕戦の再現?ペイペイ初戦はブルペンデー 新庄監督「気持ちは違いますよ」矢沢初登板も
日本ハムの新庄剛志監督(51)は11日のソフトバンク戦(ペイペイドーム)をブルペンデーとすることを決めた。今季リリーフとして調整していた池田隆英投手(28)がオープナーとして先発。小刻みな投手リレーで臨む方針で、ドラフト1位の投打二刀流・矢沢宏太投手(22)=日体大=のプロ初登板の可能性も出てきた。
従来なら先発するはずだったポンセが4日のロッテ戦(ZOZOマリン)で左太ももを負傷。ぽっかり開いたローテーション。建山投手コーチは「リリーフでつないでいこうと思います」と話し、新庄監督は「それしかないですね」と同調した。
ブルペンデーとなれば、矢沢のプロ初登板の可能性も高まる。これまでもベンチスタートの際にはブルペンに入るなど、投手としての調整も努めてきた。建山コーチは「試合展開がどうなっていくか、というところにもよるんですけど、ブルペンデーになるとさらに投げるチャンスは増えるかもしれないですね」と言う。
ペイペイドームでソフトバンクと戦った昨季の開幕戦。新庄監督は北山を先発起用するなどいきなりブルペンデーとする奇策で臨んだ。奇しくも今季の福岡での初戦がまたもブルペンデー。それでも「気持ちは違いますよ。もちろん。去年のアレとは」ときっぱり。形は一緒でも中身が違う。2連勝と波に乗って乗り込む故郷・福岡で昨季とは違う戦いを見せる。