ロッテ・佐々木朗 WBC経験して凄み!格が違う!今季初登板圧巻17者連続アウト

 1回、万波に164キロのストレートを投げ込む佐々木朗(撮影・開出牧) 
 佐々木朗が記録した164キロを表示する電光掲示板
2枚

 「ロッテ6-1日本ハム」(6日、ZOZOマリンスタジアム)

 侍ジャパンの一員として、世界一奪還に貢献したロッテ・佐々木朗希投手(21)が、日本ハム戦(ゾゾ)で今季初先発。6回を80球、1安打無失点と好投し、初白星を挙げた。最速164キロをマークした直球とフォークとのコンビネーションがさえ、11三振を奪う快投。チームは開幕3連敗からの3連勝で借金を完済した。

 弾丸のような直球が、ミットに吸い込まれる。「佐々木コール」に包まれながら、マウンドに立った佐々木朗は初回から160キロ超えを連発。常識離れした快速球で日本ハム打線を圧倒した。

 「目の前の試合に勝つことだけ考えて。しっかり気持ちを入れて投げました」

 初回、先頭・五十幡の初球からいきなり160キロで空振りを奪う。1死から万波の5球目には164キロをマークし、球場がどよめいた。9球目に投じた161キロ直球を中前へ運ばれ、走者を出したが「しっかり自分をコントロールして投げられた」。淡々と腕を振り、無失点に抑えた。

 万波へ安打を許した後は、驚異の17者連続アウト。打者が2巡目に入った四回から、打球を前に飛ばされたのはたった2回だけだった。その他は全て、フォークを決め球に空振り三振。「全体的に見たらカウントが取れたり、空振りが取れたり。いいボールも多かった」と納得の表情だ。

 幕張特有の強風も、登板中は最大風速13メートルに達した。それでも「もちろん最初は難しかった」としながらも「いい形を見つけて、変化球もうまく使えて良かった」。世界の舞台に立った右腕は、悪条件すらも吹き飛ばす。

 降板後はベンチからチームを鼓舞し続けた。普段は口元を引き締め、クールな右腕だが、この日は一投一打に感情がこぼれた。1点差に迫られた直後の七回、藤原が左越え適時二塁打を放ち追加点を奪ったシーンでは、立ち上がり右手人さし指を突き上げて歓喜。無邪気な笑顔が光った。

 マウンドでは、一度も表情を崩すことなく投げ切った80球。WBCでの経験を今季初登板にぶつけた。優勝の喜びを、もう一度。「ロッテでもできるように。開幕3連敗して苦しい中で借金を返せた。まだまだやっていける」。“令和の怪物”が、進化の歩みをまた一歩、進めた。

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