ロッテ 今季初得点も実らず 2年ぶりの開幕カード3連敗
「ソフトバンク5-3ロッテ」(2日、ペイペイドーム)
ロッテは六回に反撃ののろしをあげるも及ばず、ソフトバンクに惜敗。21年以来となる開幕カード3連敗となった。
五回まで、相手先発・東浜に4安打無得点に封じ込まれていたが、六回だ。1死から友杉がプロ初安打となる遊撃内野安打を放つと、打線がつながった。続く荻野が右前打、中村奨が三ゴロで野選を誘い、1死満塁の絶好機で打席には角中。左翼線2点適時打を放ち、今季初得点を奪った。
なおも1死一、二塁では、貧打にあえいでいた山口が左中間適時打で追加点をもぎ取った。この回、4安打3得点の猛攻。だが、七回以降は打線がつながらず逆転とはならなかった。
投げては先発・美馬が4回6安打4失点。二回、先頭・牧原に中前二塁打を許すと、崩れた。2四死球で、1死満塁のピンチを招くと甲斐に2点適時二塁打。なおも2死二、三塁では近藤にも中堅フェンス直撃の適時二塁打を浴びた。
リリーフ陣は、坂本、中森が無失点に抑える好投。だが、小野が1死一、三塁で、栗原への6球目で暴投し、三走・周東が生還。点差を拡大された。