ロッテが開幕後初得点 六回に4安打3得点 角中&山口がタイムリー

 6回、角中は2点適時打を放つ
 力投する先発の美馬
 2回に4失点し松川(右)と話しながらベンチに戻る美馬
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 「ソフトバンク-ロッテ」(2日、ペイペイドーム)

 ロッテが0-4の六回に打線がつながり、開幕から初得点を奪った。

 三回と五回にはともに2安打をマークするも、好機での一打が出ず無得点だった。

 だが、1点ビハインドの六回に絶好機は巡ってきた。1死から友杉が遊撃への内野安打で出塁。続く荻野が右前打、さらには中村奨が三ゴロで野選を誘い、1死満塁で打席には角中。144キロの変化球を左翼への2点適時二塁打を放ち、開幕後初得点を奪った。

 なおも1死一、二塁では、1日・同戦で4打席連続三振に倒れ貧打に苦しんでいた山口が、137キロの変化球を捉え、左中間適時二塁打。やっと出た一打に、強く右拳を握りしめ、ベンチに合図を送った。

 この回、4安打3得点。同点とまでは届かなかったが、眠っていた打線がようやく目を覚ました。ロッテファンで埋まる左翼スタンドからは、球場が揺れるような声援が送られた。

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