DeNA・三浦監督は開幕カードでまたも勝てず 2年連続で3連敗スタート

 4回、三振に倒れベンチに戻る牧(撮影・高部洋祐)
 劣勢の試合展開に三浦監督(中央)はさえない表情を見せる(撮影・山口登)
 7回、一走・佐野は宮崎の二塁打で本塁を狙うもアウトになる(捕手は梅野)=撮影・山口登
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 「阪神6-2DeNA」(2日、京セラドーム大阪)

 DeNAが2年連続となる悪夢の開幕3連敗となった。就任3年目となった三浦監督は、またも開幕カードで勝てなかった。

 投打共に苦しい状況を迎えている。3連敗阻止を任された笠原は2度のピンチを無失点に切り抜けるも、三回に四球も絡み3失点。「不利なカウントを多く作ってしまい、甘いボールを打たれた」とゾーン内で勝負することに苦しみ、早期降板となった。

 投手陣は、この開幕3連戦で、17与四死球、18失点の大乱調だった。

 投手陣が粘れないだけではない。野手陣も阪神・才木の前に七回途中まで散発4安打に沈むなど、本来の力を発揮できない。得点を奪ったのは1死一塁から2番手でマウンドに上がった岩崎からで、大和と宮崎が適時打を放った。

 中でもWBCからぶっつけ本番で開幕に向かった4番・牧が、開幕3連戦でわずか1安打。この日も2三振を喫しており、打率は・077まで下がっている。

 三浦政権は21年の開幕カード・巨人3連戦で2敗1分、22年は広島3連戦に3連敗。開幕カードで今年も勝つことができず、2年連続の開幕3連敗発進となった。

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