センバツ 山梨学院-広陵は投手陣がカギ 大阪桐蔭と報徳学園は近畿大会決勝の再戦【準決勝の見どころ】

 第95回全国高校野球選手権は31日、準決勝が行われる。各試合の見どころを紹介する。

 【第1試合】山梨学院(山梨)-広陵(広島)

 山梨県勢初の決勝進出を狙う山梨学院は、投手陣が勝利のカギを握る。エース・林はここまでの4試合全てで先発し、そのうち2試合で完投。コースを突いた投球で相手打線を封じる。打線は主将の進藤が大会打率・571と絶好調。頼れる主将がバットでチームを引っ張る。

 広陵は、今秋ドラフト候補の真鍋が打線をけん引する。3回戦の海星戦では無安打に終わったが、準々決勝の専大松戸戦では2本の長打を含む3安打2打点をマーク。強力打線の中軸として、役割を果たし、春は優勝した2003年以来の決勝進出をつかみに行く。

 【第2試合】大阪桐蔭(大阪)-報徳学園(兵庫)

 昨秋の近畿大会決勝の再戦となる。大阪桐蔭は、初戦となった2回戦の敦賀気比戦から20イニング連続三振を奪っているエース・前田の投球に注目。打線も奮起し、史上初となる2度目の連覇へ王手をかけられるか。

 報徳学園は投手陣が粘投を続けている。盛田、今朝丸、間木の3投手は、ここまでの3試合で誰がどの場面で出ても、相手の流れを断ち切る好投を見せている。3回戦から2試合連続でタイブレークを制した勢いに乗り、難敵・大阪桐蔭を撃破する。

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