山梨学院 初のベスト4進出 大谷さながら“絶叫投球”4戦連続先発の林が8回3失点 

 「選抜高校野球・準々決勝、山梨学院12-3作新学院」(29日、甲子園球場)

 山梨学院(山梨)が春夏通じて初の4強入りを果たした。三回に一挙7点を奪うなど14安打で今大会初の2桁得点をマーク。エース右腕の林謙吾投手(3年)が、8回6安打3失点と試合をつくった。

 4戦連続での先発に「変化球は疲れると腕が緩む。しっかり腕を振って投げることを意識した」と林。直球は120キロ台後半が中心だったが、吉田洸二監督(53)が「成長にびっくりしている」という直球のキレと緩い変化球でゴロを量産した。勝負どころで「オリャッ!」と大谷翔平さながらに声を上げる気迫の投球。打撃でも2安打2打点と気を吐いた。

 同校はこれまで春夏通算15度の甲子園で2回戦を突破したことがなかったが、4強まで勝ち進んだ。31日の準決勝・広陵戦は、山梨県勢として春夏通じて初の決勝進出が懸かる。絶対エースは「自分たちで歴史を塗り替える」と夢を視界に入れている。

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