高知・高塚 意地の逆転V打 粘りの野球で履正社撃破 10年ぶり3回戦進出決めた
「選抜高校野球・2回戦、高知3-2履正社」(24日、甲子園球場)
2回戦3試合が行われ、第3試合は高知(高知)が3回戦進出を決めた。
拙守を挽回する意地の一打が、一塁ベンチとアルプス席の応援団に歓喜を呼び込んだ。高知は1点を追う八回2死満塁、3番・高塚涼丞外野手(3年)が左腕・増田が投じた高め直球を振り抜いた。打球は中前に抜けて2者が生還。土壇場の逆転劇に大きなガッツポーズで感情を爆発させた。
「大舞台であんなチャンスはこの先もめったにない。その中で一本打てたのはうれしい。夏に向けても自信になる一本」と興奮気味に振り返った。三回の守備では中堅からの返球を焦り、失点につながる捕球ミスを犯していたが、バットで帳消しにした。
高知高には浜口監督に誘われて進学。投手として声を掛けられたが、入学直後に「自信があった打撃で勝負したかった」と外野手を希望し、指揮官を驚かせた。この冬は苦手の左腕対策に取り組んだ。内角直球への対応や外角変化球の見極めを想定し、徹底的に振り込んだ成果を全国舞台で発揮した。
高知高らしい粘りの野球で履正社(大阪)に勝ち切った。4強入りした13年以来となる3回戦進出に高塚は「自分たちの目標はベスト8以上。去年の3年生を超えるために次も絶対に勝つ」と力を込めた。聖地2勝目と値千金の殊勲打で大きな自信を得た。この勢いに乗って、次戦は昨秋関東準Vの専大松戸も撃破する。




