「オープン戦、巨人０－４日本ハム」（１９日、東京ドーム）

　日本ハムのドラフト１位・矢沢宏太投手（日体大）が、投手として六回に登板。ビッグネームの代打攻勢に「オーラというか、スターだなという感じでした」と振り返った。

　１死から代打・坂本、代打・長野に連続四球を与え「攻めていけなかった」。それでも２死二、三塁では代打・中田翔を右飛に打ち取る。「内角に真っすぐをいけてよかったと思います」と振り返った。

　新庄監督は「“矢沢君ミーティング”っていうのを毎日のようにやっている」と明かす。投打のコーチが起用法、育成法を話し合う場。「あらゆる可能性を秘めた選手」のその能力を最大限発揮させる条件を整えていく。

　投げてはオープン戦３試合に登板して無安打無失点。「まだ力も入れていないですし、もう一つ力を入れていければ」と矢沢。シーズンに向けて、もう一段階上げる思いだ。