ヤクルト・オスナが2号2ラン「怒りのホームランは少し言い過ぎ」WBC準々決勝で母国・ベネズエラが敗退

 4回、左越えの2ランを放ち笑顔でナインに迎えられるオスナ(撮影・金田祐二)
 4回、左越え2ランを放つオスナ(撮影・西岡正)
 4回、2ランを放ったオスナ(左)=撮影・中田匡峻
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 「オープン戦、ヤクルト3-0阪神」(19日、神宮球場)

 ヤクルト・高津臣吾監督が四回に放ったオスナの2ランについて「(WBC準々決勝で)ベネズエラが負けてへこんでましたよ。その『怒りの一発』じゃないですか」と評し、報道陣の笑いを誘った。

 オスナはベネズエラ出身。当然、母国戦士の勇姿を見守っており、壮絶な点の取り合いの末に敗れた一戦に「ノーグッド」と落ち込んだ様子。ただ「母国のチームが良いプレーをしていて、自分に良いモチベーションになったと思います」と発奮し、2ランにつなげた。

 指揮官の『怒りの一発』評については「ハハハ。ベネズエラの負け方で多少フラストレーションは感じていましたけど、怒りのホームランというのは少し言いすぎかもしれないです」と笑顔で訂正した。

 高津監督は続けて「彼らしいコンパクトでありながら、飛距離もある良いスイングだったんじゃないかな。結果はもちろん出て欲しいなと思いますけど、特に心配していないです」とコメント。5試合ぶりの安打ながら、実績のあるオスナに信頼を寄せていた。

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