巨人・小林誠司が決勝弾含むマルチ安打で勝利に貢献 原監督も笑顔「ホームランを300本打ってるコメントを出してきた」

 8回、ソロを放ち笑顔の小林(左)
 8回、小林は左越えソロを放ちベンチ前で原監督の出迎えを受ける
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 「オープン戦、ソフトバンク1-2巨人」(15日、ペイペイドーム)

 巨人の小林誠司捕手が決勝の勝ち越しソロを含む2安打の活躍で勝利に貢献した。キャンプから打撃面でも継続的にアピール中。「オープン戦ですけど、チームが勝って本当に打てて良かったです」と汗を拭った。

 1-1の八回1死から古川の148キロ直球を強振。打球は高い放物線を描き、そのまま左翼スタンドへと落下した。五回にも2死一塁から中前打を放っており、今季のオープン戦で初の複数安打をマークした。

 打撃面は春季キャンプからのアーリーワークなども含めて、連日振り込みを重ねている。原監督も試合後には「(小林がベンチに)帰ってきたら、(バットの)『先でした』と。ホームランを200、300本打っているコメントを出してきたけどね」と笑顔を浮かべながら、「よく振り込んできた。ほんとによく振ってましたね。そうものが今のところは出ているかなというところでしょうね」と努力の末の快打に目を細めた。

 侍ジャパンに選出されている大城を含めて、岸田、山瀬など正捕手争いは熾烈(しれつ)。指揮官は「キャッチャーというポジションは自信をもっている人が要を守らないと強いチームはなかなか出来上がらない。自分を疑っている人がマスクをかぶっても、これはやっぱり強いチームはできませんよ。そういう意味ではそういうキャッチャーに一人一人がなってほしいと思っています」と個人個人のさらなるレベルアップを期待した。

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