大阪桐蔭が快勝!3番・徳丸2ランで勝利呼んだ「スイング強くなっている」

 「練習試合、大阪桐蔭5-1関西学院」(8日、関学大グラウンド)

 今春のセンバツに出場する大阪桐蔭が8日、西宮市内の関学大グラウンドで関西学院と練習試合を行った。「3番・右翼」で出場した徳丸快晴外野手(1年)が2ランを放つなど、投打がかみ合い5-1で勝利。2度目の春連覇を狙う王者が順調な調子ぶりを示した。

 試合の流れを呼び込んだのは徳丸のバットだ。初回、1死三塁で打席を迎えると、左翼への犠飛で先制。2点リードの七回には、2死二塁のチャンスで打席へ。「冬の間に振り込んで、スイングも強くなっていると思う」と、左腕のカーブをこん身のひと振りで捉えて、右翼へ2ランを放った。

 7日の京都国際との練習試合では、エース・前田悠伍投手(2年)が完封勝利。昨秋の神宮に続いて、春の優勝へ向けても仕上がりは良好だ。西谷浩一監督(53)は「(春連覇は)簡単なことではないが、大きなことに挑戦できることを喜びに変えて頑張っていきたい」と意気込みを語る。一丸野球で頂点の座は譲らない。

 ◆徳丸 快晴(とくまる・かいせい)2006年5月3日生まれ。大阪市出身。178センチ、82キロ。両投げ左打ち、外野手。小学1年時に成育連合こども会で野球を始め、中学では大阪柴島ボーイズに所属。大阪桐蔭では1年秋からベンチ入り。50メートル走6秒8。

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