ヤクルト ドラ５北村 中大の先輩、ＤｅＮＡ・牧秀悟を参考に二塁打「一本出て良かった」
「オープン戦、ロッテ２－２ヤクルト」（４日、ＺＯＺＯマリンスタジアム）
ヤクルトのドラフト５位・北村恵吾内野手（中大）が、「７番・三塁」でスタメン出場し、対外試合２試合ぶりの安打となる二塁打を放った。
３日の中日対ＷＢＣ日本代表の壮行試合で大学の先輩にあたるＤｅＮＡ・牧が８回におっつけて右翼線に放った適時二塁打をテレビで観戦。それに感銘を受けこの日は意識して打撃練習では逆方向中心に打ち込んだ。
五回１死。４回まで２安打無失点と好投していた先発・西野が外角に投じたスライダーを引きつけて、逆らわずに右翼線に抜ける二塁打。奇しくも牧と同じような当たりに、「うまく引きつけて打てた。一本出て良かった」と安堵（あんど）した表情を見せた。
またこの日はロッテ本拠地での大迫力の応援を守備時に体感。「声の一体感とかがすごい。テンション上がりました」と、近江高校の甲子園出場時や大学時代に受けた応援とは違う、プロの応援スタイルに感銘を受けた様子だった。
