日本ハム・加藤豪「この1カ月で一番勉強した」 初体験の日本流キャンプは「楽しかった」

 「日本ハム春季キャンプ」(27日、名護)

 春季キャンプを打ち上げて、日本ハムドラフト3位の加藤豪将内野手(28)=前メッツ3A=が初体験の日本流キャンプを振り返った。「毎日毎日新しいことを教わって、いろんな経験をさせてもらって良かったです」と笑顔を見せた。

 キャンプ2日前の自主練習で右人さし指を骨折した。それでも「キャンプが始まる前にアクシデントもあったんですけど、すごい楽しくて、これでプロ11年目、野球人生22年目になるんですけど、この1カ月で一番勉強したり、いろんなものを習ったりした。この年齢になって野球で学ぶことはどんどん少なくなっている中で、この1カ月はすごく勉強になった。自分は勉強がすごく好きなので、その意味で楽しかったです」と強調した。

 キャンプ地を引き揚げ、新球場エスコンフィールドを含む各チームの本拠地でのオープン戦に入る。「アメリカだとオープン戦をキャンプ地でやるんですけど、それを普通の球場でやる」と日米の違いがあることを明かす。「新しい球場に慣れたり、移動に慣れたり、細かいところでも1カ月でシーズンに向けて勉強していきたいです」とやはり“勉強”を続ける思いだ。

 新庄監督の今季の姿勢は「日本一しか目指さない」。これには「自分の持ち味である勝つ野球にこだわっている。アメリカでトップ5ぐらいの高校に行っていて、高校は4年なんですけど、そのうち3年優勝して、ヤンキースというマイナーからでも毎試合毎試合勝ちにこだわるというカルチャーの中で7年過ごして、ワールドシリーズを勝ちにいくチームでプレーして、ここに来た感じなので。勝つ野球しかやったことがないので、その延長みたいな感じで考えています」と言う。勝利しか目指さない環境で育った逆輸入選手。日本で勉強し、また米国での経験をチームメートに注入していく。

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