日本ハム 清水優心が殊勲打 正捕手争いに名乗り「絶対下克上してやる」「爪痕残さないと」

 9回、サヨナラ二塁打を放ちホームへ向かう清水(撮影・開出牧)
 9回、サヨナラ二塁打を放ちナインとタッチをかわす清水(10)=撮影・開出牧
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 「オープン戦、日本ハム5-4楽天」(25日、タピックスタジアム名護)

 日本ハムが鮮やかなサヨナラ勝ちで開幕戦の前哨戦を勝利で飾った。同点で迎えた九回、1死からドラフト5位の奈良間大己内野手(22)=立正大=が左中間二塁打を放ちヘッドスライディングで鼓舞。続く清水優心捕手(26)が右翼フェンス直撃のサヨナラ打を放った。

 殊勲打の清水は「オープン戦なんですけど僕にはチャンスは少ない思うので、ああいうところでちゃんと結果を残したいと思って打席に入りました。その前に奈良間がいいヒットといい気迫でセカンドまで行ってくれたので、奈良間に負けない気持ちで、いい打席が送れたと思います」と振り返った。

 右翼方向へ吹く強風を利用した。「外野の位置を見て、前進していましたし、次の打者にいい形で回すのがベストで、2死三塁でもいいやと思いながら、右方向意識して打席に入りました」。打球は狙い通り、強風に乗って外野の頭を越えた。打った瞬間の感触を「ライトは越えたなという気持ちはありました」としてやったり。

 今キャンプは2軍スタート。視察した新庄監督は妥協せず練習を重ねた成果を姿に1軍昇格を決めた。「ファームにいるときも絶対下克上してやると周りにも言っていた。やっぱり伏見さん、宇佐見さん、周りも名前を挙げていて実力もある2人ですが、爪痕残さないとという気持ちはあります」と誓った。

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