楽天・ドラ1荘司 デビュー戦上々2回0封 「ここからもっと進んでいかないと」

 「練習試合、楽天17-1ロッテ」(18日、金武町ベースボールスタジアム)

 上々のデビュー戦となった。楽天のドラフト1位ルーキー・荘司康誠投手(22)=立大=が18日、練習試合・ロッテ戦で実戦初登板初先発。2回無失点の好投を見せた。

 「細かいことは考えず、思い切って自分のボールを投げることを意識した」。右腕は自らのやるべきことに集中して試合に臨んだ。

 初回、いきなり先頭にヒットを許したが、すぐさまけん制でアウトをとり、「楽になった」とホッと一息。そこからギアが上がり、2死一塁からは打線の中軸を担う安田を、フォークで空振り三振に仕留めた。

 二回は「1イニング目より大胆に思い切って腕を振れた」とさらにテンポが上がる。ヒットを一本許したが、最後は田村を空振り三振に取り、予定の2回をゼロで終えた。

 「やっと始まったというか、ここからもっと進んでいかないと」。好投にも気を引き締める右腕。その様子を見守った石井監督は「僕の22歳の時よりしゃべれてます」とご満悦。期待のドラ1右腕が上々のスタートを切った。

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