新庄監督 無言を貫いた理由を明かす「怒りたくなるから。選手にではなく、首脳陣に」
「日本ハム春季キャンプ」(13日、名護)
無言の理由は…。新庄剛志監督(51)が練習前に一塁側スタンドで青空の下、報道陣を招集した。大敗した前日の楽天戦(金武)後は無言で足早に名護へ帰還。一夜明けて「昨日の試合は負けてしまったけど、実戦でいろんな打球が飛んで今の時期に課題をみつけさせてもらったという試合でしたね」と冷静に振り返った。
失策4つ。記録に表れないミスも出た。問題視したのは七回無死から楽天・吉野の右中間を破る一打を三塁打とし、続く茂木の犠飛で簡単に1点を追加されたシーンだった。
「右中間に飛んだ打球をライトが処理してランナーがセカンドで止まるという意識でサードに投げなかった」と指摘。「あういう一つのプレーがピッチャーの流れを崩して点を取られるという。野球ってそういうスポーツ」と続けた。
ただし、やり玉に挙げたのは選手ではなかった。「選手が悪いんじゃなくて担当コーチがしっかり修正していかないと。『あれ、ちゃんとしっかりしろよ、あれサードだろ』で終わるんじゃなく、とことん追求して、させていくという。どの仕事でもミスした後に、どれだけその後に努力する人たちがさらに上にいける」とコーチ陣に向けて厳しい言葉を投げかけた。
試合直後に帰った理由も「しゃべりたくないときはしゃべりたくないから。怒りたくなるから。選手にではなく、首脳陣に」と言う。
この日は練習前のスタッフミーティングでも無言を貫いて圧をかけたという新庄監督。
「(コーチ陣に)考えてもらわないといかんでしょ。そういう指導法はコーチがしっかりしていかないと。その辺はとことん上からじゃないけど、一緒になって上がっていくように。ピッチャーが『よし次は俺が抑える』っていう気持ちでやってくれないと。野手も『2点取るからこの2点守ってくれ』って。両方がそういう気持ちで自然にやれるチームになったら強くなる」。
敗戦を糧に選手はもちろん、コーチ陣も含めて一枚岩で成長していく思いを強調していた。




