オリックス・宇田川 次は体重超過 100キロから減量へ 食事会場で監視「苦しいです」

 「オリックス春季キャンプ」(7日、宮崎)

 5日の練習で中嶋監督から「使いものにならない」とカミナリを落とされたオリックスの宇田川優希投手(24)が、第2クール初日から精力的にブルペン入り。指揮官も見守る中、25球を投じ「久々に気持ち良く投げられた」と汗をぬぐった。

 あいにくの雨。室内練習場のキャッチボールから、中嶋監督の視線を感じた。「無言の圧をかけられて…」。耐えられず、自ら「大丈夫です!」と伝えると、「ブルペンで最悪だったら、もう知らねえからな」と恐怖の言葉が返ってきた。

 その重圧をはねのけ、ブルペンでは力強い投球を披露。2日前は「調整不足。今のままじゃ使いものにならない」と酷評していた“鬼教官”も「普通じゃない?」と最低限の評価を与えた。

 しかし、一難去ってまた一難。次は減量との戦いだ。現在の体重は100キロ。今キャンプで約4キロの減量が求められる。トレーナーからは食事制限で「腹八分目以上は食べるな」と指令。食事会場では常に監視され「苦しいです」。ケーキを2個取ると、中嶋監督から「お前、知らねえぞ」と指摘が入ったこともあったという。

 ただ、周りの厳しい言葉は期待の裏返しでもある。「言われることは嫌と思わないし、うれしいです」。WBCでも、シーズンでも活躍するために、試練を乗り越える。

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