元ソフトバンクの田上氏に1年間の謹慎処分 大産大付監督時代に部員への体罰で 部内いじめも発覚

 日本学生野球協会は31日、オンラインで審査室会議を開き、部員への体罰などで大産大付(大阪)の元ソフトバンク・田上秀則監督(42)に、昨年9月21日から9月20日まで1年間の謹慎処分を科した。

 同監督は、昨年8月8日のシート打撃練習中に1年生部員が走塁ミスし、指導した際に左の頬を平手打ちで一発叩いた。また、2年生、1年生部員の複数に対して人格を侮辱するような不適切発言も複数回行っていた。他にも、試合でミスをした1年生部員2名に対して2年生部員が監督の意思を受けて指導する際に、1年生部員の頭を叩くという暴力行為も発生するなど、多数の不適切な指導が行われていた。

 田上監督は同校出身で、ソフトバンク在籍時の09年にはベストナインにも輝いた。13年に現役を引退し、18年から母校の監督に就任。すでに同校は、同監督との契約を3月末で打ち切ると明らかにしている。

 また、監督の不祥事を受けて野球部員を調査したところ、部内での暴力行為やいじめ行為も発覚。チームは昨年11月21日から12月20日まで対外試合禁止とされていた。

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