オリックス・由伸 WBC予行練習 ロッテ・佐々木朗と決勝の地・マイアミ見てきた
オリックスの山本由伸投手(24)が27日、大阪市内の球団施設で自主トレを公開した。あいにくの雨でも、剛球をミットに力強く突き刺すと、室内練習場には心地よい捕球音が響き渡った。
リーグ3連覇と日本一、そして世界一に向けて調整は順調。3月のWBCは「特別な大会」と言った。公式球への適応も問題なし。さらに、昨年12月には準決勝と決勝の地になる米マイアミのローンデポ・パークも視察済みだ。アマゾン・プライム・ビデオの収録でロッテ・佐々木朗と一緒にマウンドや雰囲気、マイアミの町並みにも触れた。
「ここでやるんだな、というのはすごく思いました。満員になって自分がプレーするのは、どんな感じだろう、と。本当にワクワクする。すごくいい選手がそろっていますし、自分の仕事をしたい」
さらなる進化のために、投球フォームでは左足の上げ方などを微調整。オフも野球漬けの日々を送り「体調がすごくいい」と体の状態も万全。終始、明るい表情で、不安げな発言は一切なかった。
侍ジャパンで世界一、オリックスではV3&2年連続の日本一に期待がかかる。昨季は前人未到の2年連続投手4冠など、タイトルを総なめ。今季も「全部勝つぐらいの気持ち」と歴史を塗り替えていく。