DeNA・牧 WBCへ秘密兵器導入 骨格標本&木刀“珍トレ”も

 浮いたボールでロングティーする牧
 人体骨格模型を用いながら、木刀でトレーニングをする(左から)益子、牧、大和
2枚

 DeNAの牧秀悟内野手(24)が19日、鹿児島県鹿屋市内で自主トレを公開。3月に行われるWBCに向け“秘密兵器”を導入し、ズラリと並ぶメジャーの好投手撃ちへ準備を進めている。

 宙に浮いた白球を四苦八苦しながら打ち続けた。アドバイザリー契約を結ぶ「シュアプレイ」から提供された「エアーヒット」という機械。スイッチ一つで空気圧によりボールを浮かせ、揺れる球のティー打撃マシンに変貌を遂げる。

 挑戦し始めて、この日で2日目。18日は低め、この日は高めに設定するなどより実戦的で、牧も「本当に芯に当たらないと飛ばない」と難しさを実感。「ボールに合わせていくのではなくて、軌道を読んだり、スイングをしっかりすることがまず大事になる」と修正を重ねている。

 初めて背負う日の丸の重圧。ファーストミットでの練習も続けており、「どこでもどんな場面でも出られるよう準備していきたい」。骨格標本を置き、その前で木刀を振り下ろす“珍トレ”やサンドバッグを蹴り上げる練習も行った。大舞台で輝きを放つため、豊富なアイテムを駆使して鍛錬を重ねる。

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