DeNA・今永“侍全集中”阪神との開幕カード回避も 三浦監督「ペナントは終わってから」

 DeNAの今永昇太投手(29)が18日、熊本県天草市内で行われている自主トレを公開。三浦監督からも背中を押され、“侍全集中”での世界一奪還を誓った。「自分も胸を張ってみんなと一緒に世界一になれるように頑張ります」。自覚と責任を持って、静かに臨戦態勢を整える。

 二兎(にと)は追わない。6日に発表された侍ジャパンの先行メンバー12人の中に名を連ね、WBC球を使った練習を開始。選出決定後には、三浦監督から電話で「WBCが終わるまでは、WBCのことだけを考えろ」と背中を押されたという。

 3月に行われるWBCと、3月31日に控える開幕・阪神戦。25年ぶりのリーグ優勝を目指すチームにとって、エースの存在は必要不可欠だが、指揮官も「ペナントは終わってから考えればいい」と世界一へのバックアップを力強く約束した。

 思いを受け取り、成長した姿での“帰還”を目指す。中でもダルビッシュからは、自らが苦手とするスライダーやカットボールの指南を熱望。これまでもダルビッシュのYouTubeでヒントを模索していたといい、「『どんな変化でも作り出せる』と話されていたので、それについてお聞きしたい」。エース不在の中で迎える可能性も出てきた開幕カード。さらなる進化を遂げるために、今永は静かに準備を進めていく。

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