オリックス・ドラ1曽谷「勇気や感動を与えられるプレーを」 1・17に黙とう

 黙祷を捧げる曽谷(左)ら新人選手(撮影・石井剣太郎)
 黙とうを捧げるオリックスの選手ら(撮影・石井剣太郎)
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 阪神・淡路大震災から28年となった17日、震災時に神戸市が本拠だったオリックスの関係者は正午に大阪市此花区の杉本商事バファローズスタジアム舞洲で犠牲者へ黙とうをささげた。球団旗を半旗にし、福良淳一GM(62)、田口壮外野守備走塁コーチ(53)、WBCを戦う侍ジャパンに内定している宇田川優希投手(24)、宮城大弥投手(21)や新入団選手ら約100人が神戸に向かって目を閉じた。

 チームは一昨年と昨年、95~96年と同じ流れでリーグ連覇と、日本一を達成。今季は、当時成し得なかったリーグ3連覇と2年連続日本一に挑む。その中で、即戦力左腕として期待される奈良県出身のドラフト1位・曽谷龍平投手(22)=白鷗大=は「震災当時は大変だったと聞いている。僕も勇気や感動を与えられるプレーをしたい」と力を込めた。

 95年は自身が生まれる前だが、11年の東日本大震災など近年も自然災害が続くことに心を痛める。「東日本大震災の時は小5で、奈良も少し揺れた。向こう(被災地)の人はたくさんの経験をされた。野球ができることに感謝したい」とかみしめた。新人合同自主トレもこの日から第2クールに入り、曽谷も早ければ18日に初ブルペンの見込み。「強度も少しずつ上がってきたので、体のケアをしながらやりたい」と表情を引き締めた。

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