日本ハム 2軍でピッチクロック試験導入へ 今季からメジャーで導入
日本ハムが今季から時間短縮を目的にメジャーで導入される「ピッチクロック」を、鎌ケ谷スタジアムの2軍戦で試験的に導入する考えがあることが6日、分かった。球団幹部は「鎌ケ谷でやってもいいと思う。例えば時計を出すだけでも」と話した。
ピッチクロックは、米マイナーリーグなどでこれまで導入され、一定の効果を出してきた。今季メジャーで採用されるルールは、
(1)投手には走者がいない場合は15秒、いる場合は20秒以内に投球動作に入ることを義務づけ、違反した場合は自動的に1ボールが追加される。
(2)打者は、制限時間の8秒前までに打席に入らなければ自動的に1ストライクが追加される。
-というもの。球団幹部は「審判は取らないだろうけど、例えば時計を出すだけでもいい。1年越し2年越しで変わるんなら、最初から直しておけばいい」と言う。先を見越した目安として、イースタンリーグ開幕までに時計を設置する考えだ。
昨季の日本ハムの九回平均試合時間3時間10分はリーグワースト3位。球団幹部も「去年、うちは投球間隔が長かった」と振り返る。投球間隔が試合時間が成績に直結する訳ではないが、新庄監督も守備にも攻撃にも好影響をもたらすとして、投手陣に「テンポのいい投球」を求めてきた。まずは2軍から、時計を設置して試験導入。スピーディーな野球を追求していく。





