中日の立浪和義監督（５３）が２７日、来季は「節度ある形」での、ひげ、茶髪を解禁することを決めた。ひげがトレードマークのソイロ・アルモンテ外野手（３３）の加入が決まり、熟慮した結果、一部緩和に踏み切った。

　「ドミニカの人にとって、ひげは１つのお守り代わりという部分もあるので。本人も聞いてきましたけど、縁起を担いでということなので」。１年目は就任会見の直後から、ひげ、茶髪の禁止を掲げていたが、助っ人復帰をきっかけに方針を変更することにした。

　ただ、アルモンテだけ認めれば特例になる。「外国人選手だけとなるといやらしい。節度ある範囲で、スポーツマンらしさを失わない範囲であれば、少々いいかな」と話した。

　昨オフは阿部（現楽天）や祖父江がひげをそり、福、石橋が短髪にするなどチームに波及した。それぞれの「良識」と「センス」に委ねられる中、どんな身なりで来シーズンを迎えるのかファンも注目するところだろう。