ソフトバンクを戦力外となった黒瀬健太内野手（２５）が２６日、自身のインスタグラムを更新し、現役引退を表明した。

　「この度、現役から退くことになりました。まだまだＮＰＢで野球を続けたい気持ちはありましたが、どこからも連絡は無く自分の実力不足を痛感しました　僕の事を応援してくださった皆様　７年間本当にありがとうございました　ホークスには今まで選手として色々な経験をさせていただきました。感謝の気持ちでいっぱいです　チーム関係者の皆様　可愛がってくださった先輩方　慕ってくれた後輩達　本当にありがとうございました　野球人生は終わりましたが、第二の人生に向けて頑張って行きたいと思います」と、つづった。

　黒瀬は初芝橋本で高校通算９７本塁打を放った右の“ロマン砲”。１５年ドラフト５位でソフトバンクに入団し、１８年からは育成で再契約。今年７月に支配下に復帰し、同月３１日にはプロ初スタメン、犠飛による初打点で、ヒーローインタビューに立った。投稿したのは和田毅投手とともに立った、そのヒーローインタビューの写真だった。その後、初ヒットも記録。１軍での通算成績は１２打数２安打１打点、打率・１６７だった。本塁打を放つことはできなかった。