村上の3年後ポスティング認めたヤクルト 衣笠球団社長「スワローズの宝でもあるけど、日本の宝だよ」

 契約更改後、会見をする村上(代表撮影)
 契約更改後、会見をする村上(代表撮影)
 会見に臨む村上(代表撮影)
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 ヤクルトの村上宗隆内野手(22)が9日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、年俸6億円の3年18億円でサイン。史上最年少で三冠王に輝くなど、今季“21冠”となった主砲にチーム最高年俸が与えられた。(金額は推定)

 村上は会見で将来について「3年後のポスティングを認めて下さる契約になりました」と明かした。25歳ルールであれば3年後、ルールが変更になった場合は2年後も可能な内容という。衣笠球団社長は「球団として前向きに取り組むということは彼に伝えてあります。やっぱり、スワローズファンだけじゃなくて、プロ野球ファンから、メジャーで活躍する彼の姿を見てみたいと、当然みんな思っているでしょうしね。スワローズの宝でもあるけど、日本の宝だよ」と、説明した。

 メジャーを経て、現在はヤクルトに戻って若手の見本となっている青木を例に「条件を付けるとしたら、帰ってきた時にスワローズに真っすぐ、脇見しないで戻ってきてほしい」とし、「それは本人もね、やっぱりうちで育ってね、青木という良きお師匠さんもついてるから、それはそれで彼もそのつもりでいる見たいだけど。まああいつが本来の力を出せば、10年後なのか、15年後なのか」と、思いを語った。

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