初の現役ドラフトで見えた課題 全球団2巡目指名なし「会議はスムーズ」も「難しい」

 日本野球機構(NPB)は9日、出場機会に恵まれない選手救済の「現役ドラフト」を行い、移籍が決まった選手を発表した。

 今オフから初の試み。各球団2人まで獲得できたが、結果的には全球団2巡目指名は見送った。ドラフト後、各球団の反応から課題も見えた。

 西武・渡辺久信GMは「会議自体はスムーズに進行したという印象です。会議の主旨が、選手の出場機会を増やすということでしたので、選手たちに違うところで活躍の場が与えられることは良いことだと思います」とコメント。一方で、オリックス・福良GMは現役ドラフトについては「移籍した選手の結果が出てみないとわからない」と語った。

 ソフトバンク・三笠GMによれば、予定よりも早く、1時間弱で終了したという。2巡目の指名がなかったことについて「初めてだったので、どうなるかわからない、ちょっと保守的にいこうという戦術になったのが、2巡目がなかったというところじゃないかな」と推察。事前に配られたリストで各球団ひとりずつ12名が残っていたことになる。

 楽天・石井一久GM兼監督は「難しい部分はあったと思います。これから完成度が高くなっていけばいいのかなと参加して思いました」と感想。楽天からはオコエが移籍となり、同じ右打ち外野手の正隨を獲得したが「チームのピースだったりはトレードで行っているので、現役ドラフトは何が違うのか、メリットがあるのかを含めて素晴らしいものになっていけば」と、今後を見据えた。

 来季戦力構想に入れている選手を出すということで、12月に行われた今回。広島・鈴木本部長も開催時期なども含めて、「難しい。来年、検証すると思う。選手会でも事務折衝でも話が出ると思う」と語った。

 各球団の獲得選手一覧は以下の通り。()は前所属

 オリックス 渡辺大樹(ヤクルト)

 ソフトバンク 古川侑利(日本ハム)

 西武 陽川尚将(阪神)

 楽天 正隨優弥(広島)

 ロッテ 大下誠一郎(オリックス)

 日本ハム 松岡洸希(西武)

 ヤクルト 成田翔(ロッテ)

 DeNA 笠原祥太郎(中日)

 阪神 大竹耕太郎(ソフトバンク)

 巨人 オコエ瑠偉(楽天)

 広島 戸根千明(巨人)

 中日 細川成也(DeNA)

 ◆現役ドラフト 各球団は2日に公示された保留選手名簿の中から、来季年俸5000万円未満など条件に合った2人以上の対象選手をリストアップし、リストを日本野球機構(NPB)に提出。ドラフトでは全球団が少なくとも1人は獲得し、1人は獲得される。最大2巡目まで指名が可能となっている。9日午後、オンラインの非公開で行われた。

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