手術回避で復活期すヤクルト・奥川 “三笘の1mm”に感銘「諦めずに追いかけた結果、大切な部分」

 契約更改を終え、会見したヤクルト・奥川。色紙に記したのは「復帰」の二文字。新たな背番号「18」とともに、来季への思いを語った(代表撮影)
 契約更改を終え、会見した奥川。色紙に記したのは「復帰」の二文字。新たな背番号「18」とともに、来季への思いを語った(代表撮影)
 契約更改を終え、会見した奥川(代表撮影)
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 ヤクルトの奥川恭伸投手が5日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、25%ダウンとなる2700万円でサインした。既に、来季からは背番号が「11」から「18」に変更されることが決定。サッカーW杯日本代表の活躍も刺激に、復活ロードを歩む覚悟を口にした。(金額は推定)

 今季は開幕ローテ入したが、右肘痛の影響で戦線離脱。リーグ連覇を果たし、日本シリーズまで進出したチームに最後まで復帰することができず、悔しい一年となった。

 手術も選択肢にあった中で、回避し、保存療法での復帰を目指す来季。サッカー日本代表の躍進に感銘を受けたという。スペイン戦で日本の逆転ゴールの直前、三笘薫がライン際から折り返したボールが、日本では“三笘の1mm”などと話題になったが「あの時のプレーは、見ていて諦めずに追いかけた結果だと思うので。それって全てにおいて共通なのかな。その諦めない姿勢は野球もだし、野球だけじゃない部分も大切だと思う」と思いを新たにした。

 復活を期す来シーズン。色紙には「復帰」と書いた。「ケガをした前よりもさらにパワーアップして、完全復活っていうところで、もう一度チームの力になれるように頑張りたい」と前を向いた。

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