明大6年ぶり決勝進出 中日ドラ2村松が先制導く活躍 指揮官「安心感が広がった」

 「明治神宮大会・大学の部・準決勝、明大5-1名城大」(22日、神宮球場)

 大学の部の準決勝2試合が行われ、明大が優勝した2016年以来6年ぶりの決勝進出を決めた。中日からドラフト2位指名を受けた主将の村松開人内野手(4年・静岡)が切り込み隊長として打線をけん引。国学院大は大商大を下して初の決勝進出を果たした。

 明大のリードオフマンがチームを勢いづけた。初回、1番・村松が左前打で出塁し、貴重な先制点を演出。田中武宏監督(61)も「村松が1本出してくれて安心感が広がった」と納得する働きぶりで勝利を引き寄せた。

 悔しさを晴らす全国の舞台だ。春の全日本大学選手権ではベスト8で敗退。「春、悔しい思いをした結果、夏と秋のリーグ戦を経てここまで来られた」。今秋は打率・348、自身2度目のベストナインを獲得するなど、攻守でチームを引っ張り続けた。

 目指してきた“場所”まであと一つとなった。「日本一は最終目標。達成できるようにベストパフォーマンスができる準備をしたい」。学生最後の試合に用意された最高の舞台で、最高のプレーを魅せる。

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