元中日の豪州、デービッド・ニルソン監督「日本は世界一のチーム」

 打撃練習の投手を務めるオーストラリア代表のニルソン監督(撮影・中島達哉)
 審判団と話すオーストラリア代表のニルソン監督(右から3人目)=撮影・中島達哉
 ヤクルト戦で捕手を務める中日時代のディンゴ=2000年7月
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 『侍ジャパンシリーズ2022』(11月9、10日・札幌ドーム)に参加するオーストラリア代表が8日、札幌ドームで前日練習に臨みフリー打撃、ゲーム形式のノック、フライキャッチの確認など約2時間30分、体を動かした。

 チームを率いるのは2000年、中日にディンゴの登録名で在籍したデービッド・ニルソン監督(52)。

 コーチには05-08年に日本ハムに在籍、その後、巨人、西武でもプレーしたマイケル中村(46)。

 選手では17年にオリックス育成選手だったダリル・ジョージ内野手(29)など日本にもなじみのある名前が並んだ。

 ニルソン監督「この日本に招待していだいたことに大変感謝しています。WBCに向けて準備できる素晴らしい機会だと思っています。私たちにとって2年間試合をする機会がなかったので素晴らしい機会。この機会を生かして対戦相手からいろいろなことを学んでいきたい」

 日本とオーストラリアはWBC1次リーグでも同じグループに属し、対戦する相手。

 「WBCに向けて日本は世界一のチームだと思うし、強敵だと思う。グループから2つが決勝ラウンドにいける。この2チームにチャンスはあると思っている」

 ニルソン監督自身は日本でのプレー経験がある。

 「私は数カ国でプレーしてきた。その中でも日本というのは印象の強い国。学びや経験を得た。監督としてのチーム作りにも役だった。とても尊敬している。日本に来るたびにそういうことを感じています」

 9日はワーウィック・ソーポルド投手が先発する。この起用については「彼は経験があり、大きな試合になれている。世界のステージでも投げている。初戦にふさわしい投手。私たちはシーズンが始まる。日本はシーズンが終わったばかり。いろいろ経験していきたい。2戦目はティム・アサートンです。彼も世界的な経験がある」

 WBCに向けて強化しているポイントは?

 「必要なのは投球と守備。得点をとるのはこういう試合はとても大変」

 会見では栗山監督と両チームのユニホームを交換した。

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