現役引退の日本ハム・杉谷 西武ウグイス嬢に感謝「素敵なお言葉ありがとうございます」
日本ハムの杉谷拳士内野手(31)が28日、北海道札幌市内で引退会見を行った。「引退会見という言葉は使いたくありません。前進会見という形で、前向きな形で会見したい思います」と話し、時折涙を見せながら、14年間のプロ野球生活を振り返った。
ビジターの西武戦では、ベルーナドームのウグイス嬢・鈴木あずささんからの“杉谷いじり”が恒例となっていた。杉谷は「本当に連絡先も分からないので、『本当に今までたくさんの素敵なお言葉ありがとうございます』と、今後はどういう立場になるか分からないですけど、今後とも西武ドームに行った際はご挨拶させていただきたいなと。『本当にいろいろありがとうございました』と、書いていただければありがたいです」と報道陣を通じてメッセージを送った。
鈴木さんは9月11日の西武-日本ハム戦では杉谷の打撃練習中にアナウンス。「これまで培ってきた技術力、見えて隠れるスター性、代走からでも第1生還、熟練されたメモリアルパネルの渡し方、みなさま今日もホーム球場にて地元がい旋の杉谷選手に、もしよろしければご注目ください」と西武線沿線出身の杉谷を楽しく紹介。今季最終戦となった10月2日の同戦では、「見たいとこちらが注目すると、少々軽めのプレミア感。この先もみんなの見たいをかなえるプロ野球選手、杉谷選手の生き様に引き続きみなさまどうぞご注目下さい」というアナウンスに場内は温かい拍手と笑いに包まれていた。これが最後の“杉谷いじり”となった。




