巨人 抽選勝利の原監督「ヨシッ」興奮で声が裏返る 浅野当てくじ引き11連敗でストップ

 高松商・浅野翔吾の交渉権を獲得してガッツポーズする原監督(左)、右は岡田監督(代表撮影)
 高松商・浅野翔吾の交渉権を獲得してガッツポーズする原監督(左)、右は岡田監督(代表撮影)
 高松商・浅野翔吾の交渉権を獲得した原監督は笑顔でインタビューに答える(代表撮影)
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 「プロ野球ドラフト会議」(20日、都内ホテル)

 巨人がくじ引きの連敗記録を11で止めた。高松商・浅野を1位指名し、阪神と競合したが、原監督が引き当てた。

 ついに負の連鎖を断ち切った。11年、外れ1位の松本竜也を引き当てたのを最後に、くじ運に見放されていた巨人。原監督もこれまで通算1勝11敗と分が悪く、くじについては弱気な発言が目立っていたが、ライバルに競り勝った。

 浅野はチームに手薄な強打の右打ち外野手。9月28日、真っ先に1位指名を公表していたが、その思いが届く形となった。

 大興奮の原監督は「ヨシッ」とガッツポーズ。インタビューでは「ありがとうございます。まあ私自身のクジ運は悪くないと思っているが、監督として引くというのは、何勝あるいは何敗と。今日は、ここにくるまでも道順変えながら、靴も1番新しいものをはいてきた」と、時折声が裏返りながら喜んだ。

 続けて、「効果があったと思います。今年はシーズン非常に悔しい思いをしながら、来季に向けて練習しております。意中の選手を獲得できたのは、よかった。胸をはって堂々とユニホームをきてください。我々も大手を振って出迎えます」とうなずいた。

 阪神との争いについては「いやいやペナントレースおいて勝ち負けを競うのはのぞむところであるが、こういう闘いは気持ちのいいもんではありませんね。周りの方、すべてのみなさんに感謝したい。私自身も興奮してますし、浅野くんも興奮してくれてると思う。野球にかけた残り少ない高校生としてもしっかりつとめあげ、そして、ユニホームをきてもらう。それを望んでいます」と語った。

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