東西の秀才がプロ入りへ意欲 東大・井沢「気持ち大きい」、京大・水口「評価されたい」

 20日に東京都内のホテルでプロ野球ドラフト会議が開催される。今年はすでに9球団が1位指名を公表するなど、各球団の“駆け引き”が始まっている。上位指名候補に注目が集まる中、今年も異色の経歴でプロ入りを目指す選手がいる。

 東西の最難関大に注目を浴びる投手がいる。東大・井沢駿介投手(4年)は農学部で水圏生物科学を専攻。2020年秋から主戦投手としてチームを支えている。

 最速144キロの直球を主体にカットボール、カーブなど多彩な変化球を織り交ぜる投球が武器だ。東京六大学では38試合に2勝21敗、防御率5・97。今春のリーグ戦後に「(プロへの)気持ちが大きくなった」と話していた。東大の選手が指名されれば、2017年ドラフトで日本ハムから7位指名を受けた宮台康平(現ヤクルト)以来となる。

 京大・水口創太投手(4年)は最速152キロ右腕。膳所では2018年センバツに出場した学年の1学年上で、在学中は甲子園に縁がなかった。

 それでも京大に進学すると、ソフトバンクでプレーした近田怜王監督の指導を受けて成長を遂げた。194センチの長身から投げ下ろす直球にキレのあるフォークを武器に、関西学生野球リーグでは3年春から活躍。「評価されて行きたい」と夢を追い掛けてきた。

 京大からプロ入りすれば、2014年ドラフトでロッテから2位指名を受けた田中英祐投手以来、2人目となる。水口は医学部人間健康学科に在籍しており、指名されれば医学部からは初の指名となる。

 以前は育成指名でもOKの姿勢だったが、最近になって支配下以外の指名ならプロ入りしない意向を表明している。

 ◆東大と京大出身のプロ野球選手 東大出身プロ第1号は65年デビューの新治伸治(投手・大洋)。以後、井手峻(投手、外野手・中日)、小林至(投手・ロッテ)、遠藤良平(投手・日本ハム)、松家卓弘(投手・横浜)。現役では18年入団のヤクルト・宮台康平の1人。京大出身は15年ロッテ入団の田中英祐(投手)のみ。

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