ロッテ・佐藤都 中1以来の三塁守備 打っても2戦連発で吉井新監督にアピール
「フェニックス・リーグ、ロッテ4-5日本独立リーグ野球機構選抜」(12日、ひむかひなたスタジアム)
ロッテの佐藤都志也捕手が中学1年以来の三塁の守備に就いた。
11日・オリックス戦では今季初の右翼の守備に就いたばかりも、この日は「4番・一塁」でのスタメンから六回に三塁へ。打撃では四回、独立リーグ選抜から2試合連続となる右越え2ランを放ち、吉井新監督にアピールした。
フル出場を果たした佐藤都は「サード、ショートは中学の軟式野球部、たぶん中学1年の時ですかね」と振り返る。グラブは遊び用で作っていたため、借りずにすみ「偶然ですけど、それが生きました」と笑った。
六回の守備では三塁への強い打球を正面に当て、内野安打となったが「ちょっと、慌ててしまった。強い打球でもしっかりと取れるように早く感覚になれて、自分のものにできるように練習していきたい」と、ポジション習得へ意欲を示した。
吉井新監督は久々の三塁の守備についても「それは、どうでもいいんです。ここはトライできる場所なので、やっていきたい。固定概念にとらわれずにやっていきたい」と挑戦に前向き。佐藤都も「サードはホットコーナーと言われるように目立つ場所。そこを守らせてもらえる機会をいただけるのはありがたいですし、いろいろと守れることでチャンスは広がる。起用に応えてしっかりとゲームでこなせるようにしたい」と、ホットコーナー挑戦に意欲を示した。