ロッテ・吉井新監督「1回壊す」チーム解体して新たに構築へ

 「フェニックス・リーグ、オリックス4-4ロッテ」(11日、SOKKENスタジアム)

 ロッテの吉井理人新監督(57)が11日、新チームの構築へ、22年シーズンまでのチームを解体し、選手個々のあらゆる適性を探る方針を明かした。

 既存の起用法に全くこだわる気はない。2日連続でフェニックス・リーグのベンチ入りした新指揮官は「新しいチームなので1回壊すというのは新たなセオリーかなと。そこからチームを作っていきたい」と力説した。

 この日のオリックス戦では、今季1軍全30試合で救援の広畑が先発し、4回を2安打無失点6奪三振の好投。「何ができるかこっちも分かっていないので、いろんな場面をやってみて、一番いいところを探していきたい」と新監督。リーグ5位だった防御率の改善へ、知恵を絞っていく。

 野手も聖域なく新たな可能性を探る。本業は捕手で今季外野経験のない佐藤都を「4番・右翼」で起用し右越え本塁打で応えた。「守れるところが多いのは彼にとってもチャンス」。この日も試合後の青空ミーティングで、選手同士の活発な意見を喜んだ吉井新監督。選手の能力を引き出すために、じっくり観察していく。

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