ドラ1候補の白鴎大・曽谷 11球団スカウトの前で151キロ 「左でナンバーワン」の高評価

 「関甲新学生野球、上武大4-0白鴎大」(8日、上武大グラウンド)

 今秋ドラフト1位候補に挙がる白鴎大の曽谷龍平投手(4年・ノースアジア大明桜)が先発し、4回3安打2失点だった。この日は阪神など11球団20人のスカウトが集結。自己最速タイの151キロをマークするなど自慢の直球でアピールした。

 試合前から継投が告げられており「完投ペースじゃなかったので一球、一球、全力で投げよう」と初回から全力投球。ヤクルト・橿渕スカウトグループデスクは「大学、社会人の左投手ではナンバーワン」と高評価し、ロッテの榎スカウト部長も「可能性を感じる。新監督(の吉井氏)はメジャー経験者なのでスケールの大きいタイプは好きなんじゃないかな」と熱視線だ。

 1位候補として注目を集めるが、曽谷自身は「まだ自分がへたくそだという気持ちを持って、名前を呼ばれるまでは1日、1日を大切に練習したい」と慢心はない。ドラフトまで残り約2週間。最高の形でプロ入りをつかみ取る。

 ◇曽谷龍平(そたに・りゅうへい)2000年11月30日生まれ、21歳。奈良県斑鳩町出身。182センチ、80キロ。左投げ左打ち。投手。斑鳩小1年から斑鳩少年野球で野球を始め、斑鳩中では志貴ボーイズでプレー。ノースアジア大明桜では1年夏からベンチ入りし、甲子園は2年夏に出場。今夏は大学日本代表に選出された。50メートル走6秒3、遠投110メートル。最速151キロ。

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