DeNA・佐野が阪神・近本にライバル心「なんとかチームとして塁に出さないように」

 笑顔でノックを受ける佐野(左)と牧(撮影・金田祐二)
 ノックを受ける佐野(左)と牧(撮影・金田祐二)
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 決戦を前に、早くも火花が散った。DeNAの佐野恵太外野手(27)が7日、8日から始まる「2022 JERA クライマックスシリーズ セ」の共同会見に出席。対戦チームの意識する選手に、同じく会見に出席した阪神・近本の名前を挙げた。

 近本が意識する選手を問われると「DeNAは佐野選手ですね」と話した。これに触発されたのだろうか、続いて回答の順番が回ってきた佐野は同じ質問に対して「阪神は近本選手。やっぱりね、塁に出してしまうと盗塁もある」と答えた。

 同学年の2人はともにチームのリーダーで、同じ外野手、ヒットメーカーと共通点は多い。近本は「同級生なんで、去年も今年も切磋琢磨(せっさたくま)しながら、意識してプレーしていました。警戒しないといけないバッター。守っていてもすごく疲れる」と話し、佐野も「(近本を)なんとかチームとして塁に出さないように、また塁に出した後も対策できるようにやっていきたい」と同学年ライバルに、互いに警戒を強めた。

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