「プロアマ交流戦、東京ガス６－４巨人３軍」（２７日、東京ガス大森グラウンド）

　今秋ドラフト上位候補の東京ガス・益田武尚投手（２３）が２７日、東京ガス大森グラウンドで行われた巨人３軍とのオープン戦に登板し、３回５安打３失点だった。

　ＮＰＢ６球団のスカウトが見守る中、４番手で七回から登板した。「力感なくまっすぐを投げられるように」と課題を持ってマウンドに上がったが、２死満塁から２番打者に右前適時打を許し２失点。九回にも１点を失った。ただ、最後に２者連続三振を奪うなど上位候補としての意地は見せた。

　最速１５３キロを誇る右腕。北九州市立大時代にプロ志望届を提出したが指名漏れを経験した。勝負のドラフト会議当日まで１カ月を切ったが「待つしかない」と益田。夢をかなえるため、最後までアピールを続ける。