清原Jr.父の金言応えた!激励背に見事中前打 優勝逃すも「いい報告できる」

 5回、しぶとく中前打を放った清原勝児(撮影・園田高夫)
 清原勝児の帽子に書かれた『気』
 次男の活躍を見に来た清原和博氏(撮影・園田高夫)
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 「秋季高校野球神奈川大会・決勝、横浜6-3慶応」(27日、サーティーフォー保土ケ谷球場)

 慶応が今夏甲子園出場校の横浜に逆転負けを喫し、準優勝とした。西武、巨人などで活躍した清原和博氏(55)の次男・勝児内野手(1年)が「7番・三塁」で先発出場し、5戦連続安打を記録した。

 「己を信じて リラックス センター返し」。前日に父からもらった言葉だ。「氣」という文字と一緒に、帽子のつば裏に記してもらった。激励を背に、迎えた五回1死一塁。〝センター返し〟を意識し、見事な中前打。一塁上で笑みをこぼし、観戦に訪れていた和博氏も笑顔で拍手を送った。

 優勝は逃したが「お父さんにはいい報告ができる」。そしてまた次のステージへ。「関東の初戦を勝ち進んで行くことが大事」と、1歩ずつ、憧れの甲子園へ歩みを進める。

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