高部殊勲打でロッテV消滅回避 負ければ優勝消滅も驚異の粘りで逆転 3位とも1・5差に
「ソフトバンク3-6ロッテ」(23日、ペイペイドーム)
驚異の粘りでソフトバンクに逆転勝ち。負ければ優勝が消滅する一戦で、決勝打を放ったロッテ・高部瑛斗外野手(24)は「1試合でも勝とうと全員が一丸となって戦えている。打てて良かった」と笑みをこぼした。
追い込まれた九回1死。中村奨がモイネロから起死回生の12号ソロを放ち同点。延長十回1死一、二塁から高部が嘉弥真の低めの変化球に食らいついた。右中間を破る2点三塁打で「絶対にバットに当ててやろうと」。初回にけん制死などのミスもあったが、果敢に攻め、取り返すプレーを見せた。
前夜はオリックスに大勝。優勝を争う2チームに2連勝し3位とは1・5差。「まだ上の可能性はある。しっかり戦っていく」。井口監督は逆転CS進出へ意欲を示した。