阪神の糸井嘉男外野手(41)がプロ19年目の今季限りで現役を引退することが12日、関係者の話で分かった。オリックス時代に首位打者と盗塁王に輝いた実力者は近年はけがもあって不振。今季は8月9日に出場選手登録を外れてから1軍復帰はなく、来季の去就について球団と話し合っていた。近日中に引退記者会見を開く予定。
阪神加入6年目の今季は2年ぶりに開幕戦に先発出場した。しかし7月に2軍再調整となり、8月は新型コロナウイルス感染で離脱。ここまで61試合の出場にとどまり、打率2割2分2厘、3本塁打、22打点だった。